インボイス制度開始直前

いよいよ来月よりインボイス制度が導入されます。

ここにきて関与先様の各取引会社より、振込手数料負担の通知がきた旨の相談が大変多くなってきています。

基本的に少額( 1万円未満)の返還インボイスは交付義務が免除されるのですが、

事務負担が生じることや民法上は買手負担が原則だからという理由により、支払者が振込手数料を負担する動きが活発になっております。

詳細は右記の HPをご覧ください(https://www.nta.go.jp/publication/pamph/shohi/kaisei/202304/03.htm)
導入目前となると、いろいろと気になることも多いかと思います。

4年前の軽減税率 8%導入の際もメディアはその内容を詳細に報道しました。なんだか不安を増幅させる雰囲気で・・・。

先日、日本経済新聞のインタビューで国税庁長官がインボイス制度の税務調査は大口で悪質な事例に限定して実施すると答えています。

基本を知ることは大切ですが、あまり神経質になりすぎる必要もないのかなと感じています。

460 万件いた免税事業者のうち 100 万件を越える方々が課税事業者になったようです。

このような複雑な仕組みにする必要性があったのか、今でも個人的には懐疑心でいっぱいです。

2023年9月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930