芍薬
税理士事務所最大繁忙期の 5月(3月決算法人の申告時期)も半ばとなりました。
殺伐とした雰囲気を少しでも和らげようと、毎週生花を取り寄せて活けています。
花はお好きでしょうか?
私は雰囲気と色合いだけが判断基準で、花の由来などは全くもって詳しくありません。
しかし、この時期は芍薬が咲く時期ですので大変楽しみにしています。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と日本では美しい人の代名詞となっていますね。芍薬と牡丹は似ていますが、咲く時期や散り方が異なります。牡丹は1枚ずつ花びらが散り、散り始めると次々と落ちていきます。芍薬は椿と同じような散り方で、花丸ことボトッと大胆に落ちるようですが、実際切り花の芍薬は一気に茶色に変化し、あんなに美しかった姿が見るも無残な有様となります。
まさに「花の色は 移りにけりな いたづらに…」と詠んでしまいたくなります。
今日も美しい花の横で、懸命に申告書を作成しています。これが現実・・・です。6月からの半年間は閑散期となりますので、それに向かって職員一同頑張っております。