2020.01.06

孫子の兵法

希望にあふれる新しい年をお迎えのことと存じます。
お正月早々、兵法について少しお話しさせていただきます。
「孫子の兵法」の根底となる考え方に、「戦わずして勝つ」というものがあります。
これは戦いのための戦略だけでなく、いろいろ応用できる考え方だと思います。
兵法の中で、「彼を知り己を知れば百戦あやうからず」という名言があります。
敵についても味方についてもしっかり把握していれば、敗れることはないという意味です。
これを税務調査にあてはめてみましょう。

例えば、相続税の調査です。
平成27年から相続税法が改正されたことで、相続税の申告対象者が大幅に増えて、相続税は他人事ではなくなってきました。
国税庁の公表した資料によると、平成30年分の相続税の課税(申告)割合は8.5%と引き続き高い水準となっています。
そして、申告した方のうち、6~7人に1人は相続税の調査をうけています。

「彼を知り」の彼は税務署で、「己を知れば」の己は相続財産の全貌です。

先ず己を知る。相続財産は今いくらあるのか、そして5年後10年後20年後にはいくらになるのか。それを把握することが己を知る第一歩です。
長寿国である日本では、100歳まで生きることを前提としなければなりません。

そして、彼を知る。すなわち税務署を知るために、令和2年初めてのセミナーを開催します。
今月の22日に相続税の税務調査の裏側をお話ししていただきたく、昨年神戸税務署を副署長で退官された宇田税理士を講師にお迎えしております。
長年の経験と現場を知り尽くした興味深いお話をしていただきます。

税務調査の裏側を知ることで、またご自分の財産の全貌を知ることで、「戦わずして勝つ」を実践しましょう。

当所にご連絡いただければ、一般の方でもご参加可能です。
お席に限りがありますので、お早めにお願いします。

佐藤 裕子