「国字」

5月1日から新元号「令和」の時代になります。

初めて日本古典である万葉集から引用されたもので、日本で作られた漢字であるという意味で「国字(こくじ)」です。

国字(こくじ)の中に”目”へんに”素”と書いて、「目素る(しかる)」という字があります。

”目”を”素”にして、曇りなき判断のもとに過ちを諭すという意味です。

ちなみに、私たちが普段使う「叱る」という字は国字でないそうで、そのつくりである”七”は「切」に由来しているそうです。

腹を立て、口から発する言葉が刃となるという意味なのかもしれません。

また、「躾(しつけ)」という漢字も国字であり、着物を仕立てる際のあら縫いである仕付(しつけ)の意味で、子供に礼儀・作法を教えるということから、この字が用いられるようになりました。 

「叱る」でなく、「目素る(しかる)」と「躾(しつけ)」をもってすれば、最近ニュースで耳にする行き過ぎた虐待に繫がることはないと思います。

「令和」の意味のとおり、美しく心を寄せ合い、「親思う心にまさる親心」であってほしいですね 。